西陣の地下にさ、モグラの兄弟が掘り当てた宝石みたいなビールを造ってるブルワリーがあるんだよ
モグラ?宝石?なにそれ!
ビッグハンドブロス ブルワリー。西陣の智恵光院にある「Marble」っていう複合ビルの地下1階にあるんだ。コーヒー焙煎所やカフェの下に、低いレンガのアーチをくぐると小さなタップルームが現れる
地下の秘密基地みたい!
だからトレードマークがモグラなんだよ。「Bighand」はモグラの大きな手に由来してて、ビールには全部鉱石の名前がついてる。「地下を掘り進んで見つけた、宝石のような一杯」っていうコンセプトなんだ
ロマンチック!どんな鉱石ビールがあるの?
一番の看板は「Andalusite(アンダルサイト)」。ABV4.0%のベストビターで、2024年のWorld Beer Cupで金賞を獲ったんだ。クリーミーなキャラメルの風味が特徴で、温度が上がるとクレームブリュレみたいなニュアンスが出てくる
えっ!World Beer Cup金賞!?世界一のビターってこと?
しかもヘッドブルワーの中村友哉さんの経歴が面白くてさ。元は大阪出身のITプログラマーだったんだけど、2018年にイギリスのリーズに移住してパブ文化にどハマりしたんだ。現地でホームブリューイングを始めて、North Brewingで研修を積んで、2023年に西陣で醸造をスタートさせた
プログラマーからブルワーに!?すごい転身!
だからイギリスのクラシックなスタイルが軸にあるんだよ。「Zircon」のブリティッシュゴールデンエール、「Black Jade」のポーター。でも「Cavansite」のインペリアルスタウトとか「Majorite」のNEIPAとか、モダンなスタイルもガンガン攻めてる。1バッチ150リットルの極小ロットだから、一つ一つの味と真剣に向き合えるんだよね
鉱石の名前をコンプリートしたくなる!西陣の織物職人の街の地下で、ビール職人が黙々と宝石を磨いてるって最高にカッコいい…!行ってみたい!