鍵屋醸造所のCAGHIYA、ここの代表・佐藤学さんの人生がもう映画みたいなんだよ。秋田の農家の生まれで、大学時代にバンドにのめり込んで、ワゴン車で全国ツアー回ってたミュージシャンなの。
えっ、ミュージシャンがビール醸造家に!?
それだけじゃなくてさ、2005年に音楽やりにイギリスに渡ったんだけど、入国審査で『働きたい』って正直に言っちゃって一回強制送還されてるんだよね。
なにそれ!すごい行動力……
でもめげずに語学学校ビザで再渡英して4年半過ごしたんだ。その間に英国のパブ文化に衝撃を受けて——『演奏する側にも聴く側にも壁がない、パブは人が自然に集まる場所だ』って。その原体験が全ての出発点。
パブ文化への感動がビール造りに繋がったんだ……
帰国後にまずパニーニの移動販売を始めて、2017年に川崎の北加瀬で『cafe CLUB KEY』を開いて、近くのマイクロブルワリーが閉鎖したのを引き継いで醸造を開始。『パブといえばハウスエールでしょ』ってね。2023年に武蔵中原にタップルーム併設の醸造所を構えたんだ。
で、どんなビールを造ってるの?
看板は『MELLOW YELLOW』っていうHazy IPA。シトラ、モザイク、カスケードとか5種類のホップを使って、トロピカルな香りにオーツ麦の滑らかな口当たり。あと『Double Decker IPA』は8%のDIPAなんだけど、甘味がうまく共存してて苦味が苦手な人でもいけるっていう。
ビール名もなんかおしゃれ!『Lemon It Be』とか音楽っぽい!
まさに。佐藤さん自身が『ビール造りは曲を作るのに似てる。生きている酵母が作り出す世界が面白い』って言ってて、銘柄名に音楽のニュアンスを込めてるんだよ。川崎の他のブルワリーとも連携して、多摩川河川敷のイベントとかにも積極的に出てるね。
ミュージシャン魂のビール、飲んでみたい!武蔵中原なら行きやすいし!