- 住所
- 京都京都市大宮通今出川下ル薬師町234番地
- エリア
- 京都 京都市
西陣麦酒ってどんなブルワリー?
ホップ兄西陣麦酒は2017年に始まったブルワリーなんだけど、ここの成り立ちがちょっと他とは全然違うんだ。運営してるのは社会福祉法人菊鉾会ヒーローズっていう障がい福祉の団体で、自閉症をはじめとする障がいのある人たちと一緒にビールを造ってる。
麦ちゃんえっ、福祉法人がビール醸造!? そんなブルワリーがあるの?
ホップ兄しかもね、築140年超の京町家をリノベーションした醸造所なんだよ。自閉症の方の「細部へのこだわり」が温度管理や品質追求に活きていて、ラベル貼りや充填だけじゃなく醸造工程にも関わってる。テーマは「Well Beering!」――至福の一杯とウェルビーイングをかけた造語。
麦ちゃん障がいが「個性」としてビール造りに活きてるんだ……。築140年の町家っていうのも西陣らしいね。
ホップ兄看板ビールの「柚子無碍(ゆうずうむげ)」がまた名前からして深い。仏教用語の「融通無碍」――何にもとらわれず自由であること――をもじってて、「障がいがあってもなくても自由に楽しめる世の中に」っていう想いが込められてる。アメリカンIPAで、ABV6%。
麦ちゃん名前にそんな意味が……! ビールの名前にブルワリーの哲学が詰まってるんだね。
ホップ兄他にもすごいのがあってさ、「銀蘭のオリゼ」は老舗酒蔵の佐々木酒造から米麹を仕入れて造ったブリュットIPA。「霞華(かすみばな)」はギャラクシーホップ由来のトロピカルなヘイジーIPA。京都産はちみつを使った「シルクのヴァイツェン」もある。
麦ちゃん米麹のブリュットIPA!? 佐々木酒造って「鬼平犯科帳」の俳優さんの実家の……。京都の酒蔵とクラフトビールのコラボってアツいね!
ホップ兄さらに「農福連携」もやっていて、群馬や宮城で障がいのある人たちが大麦やホップを栽培して、それを原料にビールを造る。地域住民が育てたホップで「エビバデ京エール」っていうのも造ってて、原料から完成まで地域と福祉がつながってる。
麦ちゃん原料の栽培から醸造まで、全部に「人」がいるんだね。タップルームは金曜だけなんでしょ? 逆にそのレア感がたまらない。
ホップ兄金曜のタップルーム以外だと京都市内の20店舗以上の飲食店で飲めるよ。西陣って織物の職人が集まる町でさ、「多様な職人がそれぞれの力を発揮する」っていう西陣の文化が、まさにこのビール造りの姿勢そのものなんだよね。
麦ちゃん西陣織の町から生まれたビール……。飲むたびにストーリーを思い出しそう。金曜日に町家のタップルーム、絶対行く!
代表銘柄: 柚子無碍霞華銀蘭のオリゼシルクのヴァイツェン