家守堂ってどんなブルワリー?
ホップ兄伏見の竜馬通り商店街にある「家守堂」、ここはちょっと特別なんだよ。築150年以上の京町家をリノベーションしたブルーパブなんだけど、元々は明治時代から続く「安本茶舗」っていうお茶屋さんだった建物なの。
麦ちゃんえっ、お茶屋さんだった町家でビール!? すごいギャップ!
ホップ兄それがさ、実はお茶も一緒にやってるんだよ。日本茶の文化を受け継ぎながら、新しくクラフトビールも醸造するっていうコンセプト。「古いを楽しみ、新しいをつくる場所」っていうのが家守堂のテーマ。
麦ちゃん
ホップ兄ヘッドブルワーの森勇気さんがまたすごくてさ。元々ヤッホーブルーイング——よなよなエールで有名なところ——で5年半醸造してた人なんだよ。イギリス留学でパブ文化に触れてビールの道に入って、その経験を家守堂に持ち込んでる。
麦ちゃんヤッホーブルーイング出身! それは実力派だね。どんなビールがあるの?
ホップ兄常時8タップで回してて、「ディスティーノ」はアメリカンペールエールでレモンやディル、松のビビッドな香りが特徴。「茶かぶき」はジャパニーズセゾンで宇治茶と柚子を使った限定醸造。「ウシゴロシ」はまるでマンゴーみたいにフルーティーなやつ。
麦ちゃんなにそれ、ウシゴロシって名前もインパクトすごい! 茶かぶきはお茶屋さんの建物だからこそだよね。
ホップ兄そう。あとカナダ人ブルワーのSmith Jordanさんも一緒に造ってて、「クーデグラ」っていうNEIPAもある。それと面白いのが、運営してるラフ・インターナショナルっていう会社はビール工場づくりのプロで、全国の有名ブルワリーの工場設計を手がけてきた人たちなんだよ。
麦ちゃんビール工場を造るプロが、自分でも造り始めたってこと!? そりゃ設備の知識は最強だよね。
ホップ兄しかもここ、伏見以外には出荷しないって決めてるんだよ。「ローカル」にこだわって、この場所でしか飲めないビールを造り続けてる。伏見は元々「水と酒の町」だから、その水でビールを仕込んでるっていうのも筋が通ってる。
麦ちゃんここでしか飲めないって言われたら行くしかないじゃん! 虫籠窓のある町家で飲むクラフトビール、絶対雰囲気いいよね。
代表銘柄: ディスティーノ茶かぶきフライングゲッコークーデグラウシゴロシ