ホーム / エリア / 関西 / 和歌山 / 有田川町 / Nomcraft Brewing Nomcraft Brewingってどんなブルワリー? ホップ兄 Nomcraft Brewingはさ、和歌山の有田川町で閉園した保育園をリノベーションして造ったブルワリーなんだよ。しかも創業メンバーがアメリカ人二人組と、30カ国を旅した日本人バックパッカーっていう異色のチーム。
麦ちゃん 元保育園!? しかもアメリカ人が和歌山でビール造り?
ホップ兄 ポートランド出身のBen Emrichとシカゴ出身のAdam Baran。二人とも2011年に英会話講師として大阪に来て、同じ教室でホームブリューイング仲間になったのが始まり。で、Benが阪神百貨店の「ポートランドフェア」で有田川町のまちづくりグループ「Keep Aridagawa Weird」のメンバーと出会ったんだ。
麦ちゃん 「Keep Aridagawa Weird」って、ポートランドの「Keep Portland Weird」から?
ホップ兄 そう。地元の家具職人・森本真輔さんが中心になって、消滅可能性都市に指定された有田川町をポートランドみたいに面白い町にしようって始めたプロジェクト。閉園した保育園をブルワリーに使わないかって提案されて、Nomcraftが動き出した。もう一人の日本人メンバー・金子巧さんは、カナダやオーストラリアのブルワリーで修行した経験があって、通訳として合流したらプロジェクトが面白すぎて旅の計画を全部捨てて有田川に移住しちゃった。みかん摘みや家具づくりをしながら醸造所の立ち上げを待ったっていうのがまたいいんだよ。
麦ちゃん ホップ兄 代表作はOCTOPUS KING。Japan Brewers Cup 2024のIPA部門で、出品140銘柄の中から1位を獲ったIPAだよ。ジューシーなホップ感とクリスプなビター感が同居してて、見た目はクリアなのにフレーバーは華やか。定番のNOMCRAFT IPAは5種のホップブレンドでシトラスとマンゴーの香り、NOM NOM GOLDENはマスカットや白ブドウみたいな軽やかなゴールデンエール。
麦ちゃん 140銘柄中1位!OCTOPUS KINGって名前もインパクトあるなぁ!
ホップ兄 さらにね、地元の「ぶどう山椒」を使ったSANSHO NOMCRAFT IPAもある。有田川町は日本のぶどう山椒生産量の7割を占めてて、その痺れるような柑橘感をホップの香りと融合させてるんだ。仕込み水は弘法大師空海ゆかりの湧水「空海水」。ミネラルが中性でクセがないから、Benは「キャンバスみたいに自由にビールを描ける」って表現してた。ラベルアートはシアトルのタトゥーアーティストTharence Chilmsferdが全部手がけてて、醸造所には彼の巨大壁画もある。
麦ちゃん 空海の水にぶどう山椒、シアトルのタトゥーアーティストのラベル……! 要素が全部面白いね。
ホップ兄 これまでに300種以上のビールを造ってて、限定品はほぼ同じレシピを繰り返さないっていうスタンスなんだ。ポートランドのクラフト魂と和歌山の素材が出会って、消滅可能性都市を醸造で盛り上げてるっていう、ストーリーごとうまいブルワリーだよ。
麦ちゃん 元保育園に、アメリカ人ブルワー、空海の水にぶどう山椒……全部の要素がワクワクする!有田川町、絶対行かなきゃ!
代表銘柄: OCTOPUS KING NOMCRAFT IPA NOM NOM GOLDEN SANSHO NOMCRAFT IPA
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