富士桜高原麦酒が、年に一度しか仕込めないフレッシュホップビール「Hopfen-Sauer~Fresh Hop100%~」2026ver.を発表しました。

使用したのは、山梨県富士吉田市、富士河口湖町、忍野村にある5か所の圃場で栽培された「富士山ホップ」。富士北麓ホップ生産者組合の協力のもと、ブルワリーのスタッフが早朝に収穫し、摘み取ったホップをすぐに醸造所へ運んで仕込みを行いました。品種には「カスケード」を採用し、収穫した生ホップ約60kgを複数のタイミングで投入しています。

一般的なビールでは、品質を安定させるため、ホップを乾燥させたりペレット状に加工したりして使用します。一方、生ホップには加工工程で失われやすい揮発性の香気成分が残っており、青草やみずみずしい植物、青みを帯びた柑橘、ハーブを思わせる「グリーンホップキャラクター」を楽しめるのが特徴です。ホップの収穫時期は8月から9月のうち約7~10日間と短く、生のまま仕込める機会も限られます。

今回のビールは、ドイツ・ゴスラー発祥のサワービール「ゴーゼ」に着想を得たジャーマンスタイル。ゴーゼに用いられるコリアンダーなどは使用せず、フレッシュホップそのものの香りを引き出す設計です。

グラスからは酵母由来のトロピカルな香りに加え、生ホップ由来の青草、柑橘、ハーブティーのようなニュアンスが広がります。口当たりでは心地よい酸味がすっと感じられ、アルコール度数4.5%らしい軽やかさと飲み進めやすさに仕上がっているとのことです。

1997年創業の富士桜高原麦酒は、ドイツ仕込みの醸造技術と富士山麓の良質な軟水を生かし、山梨県富士河口湖町でビールを醸造しています。IPA系とは異なる、同ブルワリーらしいジャーマンスタイルのフレッシュホップビールとして、季節の恵みを味わえる一本となりそうです。販売は楽天市場で近日開始予定です。