沖縄県那覇市壺屋のクラフトビール醸造所、マホウブリューが「International Beer Cup 2026」で5部門の受賞を発表した。今回の受賞では、同醸造所を代表する高アルコールのIPAから、沖縄らしい名前を持つビター、酸味を楽しめるゴーゼまで、幅広いスタイルが評価されている。

最も大きな成果となったのは、伊勢角屋麦酒とのコラボレーションビール「Hammer Krushed Brain」だ。Bottle/Can部門のImperial India Pale Aleカテゴリーで金賞を獲得し、さらにカテゴリーチャンピオンにも選出された。アルコール度数は10.0%で、Triple IPAとして仕込まれた一杯だ。同じビールはKeg部門でも銀賞を受賞している。

このほか、那覇市のビアバー「Craft Beer House 麦 BAKU」とのコラボレーションによる「Ryukyu Pride」は、Bottle/Can部門のOrdinary Bitter or Special Bitterカテゴリーで銅賞を受賞。Best Bitter、アルコール度数4.5%の穏やかな飲み口を狙ったビールとして、華やかなIPAとは異なる魅力を示した。

さらに「William」は、Bottle/Can部門とKeg部門のGerman-Style Sour Aleカテゴリーでそれぞれ銅賞を受賞。Leipzig-style Gose、アルコール度数4.5%のビールとして、軽やかな酸味と塩味を特徴とするスタイルで評価された。

マホウブリューは、やちむん発祥の地として知られる那覇市壺屋に拠点を置く。2024年6月に酒類製造免許を取得し、クラフトの精神が根付く土地から、力強く鮮やかなビールを届けることを掲げている。今回の受賞作には、まだ一般公開前のビールも含まれており、一部は新店舗記念ビールとして、クラウドファンディング支援者へ先行発送される予定だ。今後の正式リリースにも注目したい。