沖縄県那覇市壺屋のクラフトビール醸造所、マホウブリューは「Huginn #3」を発表しました。チェコ・ペール・ラガーに分類される本作は、同シリーズの3回目となるバッチです。

スペックはABV 4.0%、IBU 43、FG 1.014、SRM 6。モルトにはフロアモルトのボヘミアン・ピルスナー、ウィーンモルト、カラピルス、メラノイジンを使用し、ホップはSaazとSaaz T45、酵母にはWLP802を採用しています。

今回の大きな特徴は、マホウブリューにとって初めてフロアモルトを使用したことです。フロアモルト由来の穏やかなモルトの風味に、蜂蜜やパンを思わせるまろやかな味わいが重なり、ほどよいコクを形成。アルコール度数は控えめながら、軽さだけに寄らない味わいを目指しています。

一方で、仕上がりはクリアでピュア。チェコ南部の酵母による発酵と、Saazホップ由来のフローラルな香りが、モルトのニュアンスを引き立てます。後味はすっきりとしており、ラガーらしい飲みやすさも感じられる設計です。

3rdバッチでは、従来のSaazに加えてSaaz T45ペレットも使用。ホップの香りに奥行きを加えることで、これまでのHuginnとは異なる表情を引き出しました。

マホウブリューは、沖縄の焼き物「やちむん」発祥の地である壺屋に拠点を置き、2024年6月に酒類製造免許を取得。クラフトの精神を背景に、鮮やかで力強いビールをつくっています。「Huginn #3」は、沖縄からクラシックなラガーの魅力を届ける一本として、モルトの繊細さとホップの香りをじっくり楽しめる仕上がりです。