東京・豊島区目白にあるインクホーンブルーイングが、醸造開始5周年記念ビールの一つとして「Aether」を紹介した。ブルワリーは目白2-2-2のタップルームを拠点に、日常的な定番ビールと、節目ごとの実験的な仕込みを両立させてきた。

「Aether」はHazy Double IPAで、アルコール度数は8.5%。モルトにはExtra Pils、Oats、Wheat、Carapilsを使用し、ホップはNelson Sauvin、Citra、Mosaic Cryo、Nelson Sauvin Cryo、Riwaka Kiefという構成。酵母にはInkhorn House Yeastを使っている。

テイスティングコメントでは、パイナップル、オレンジ、黄桃、マンゴーのような果実の印象に加え、Nelson SauvinやRiwaka由来のダンクなアロマが重なるとしている。柔らかいボディに対して苦味はシャープに効かせ、重さを感じさせにくい設計にした点も特徴だ。

名前の「Aether」は、古代ギリシャで五つ目の元素とされたエーテルに由来する。周年ビールを単なる総集編ではなく、次の仕込みへつながる試みとして位置づける姿勢は、インクホーンブルーイングらしさをよく表している。