忽布古丹醸造(北海道)が公開した新作は、梅の個性を酸味より“香り”で表現したセゾン「梅見がち」。

投稿内で示されたスペックは、Style: Ume Saison / ABV 4.5% / IBU 25。原材料には麦芽、上富良野町産ホップ、梅を使用し、2025年産の上富良野カスケードをシングルホップで採用したという。ブルワーズノートでは、伝統的なセゾンの軽快さを軸に、飲み疲れしにくいドライな設計を狙ったことが説明されている。

香味設計のポイントは、段階的に漬け込んだ梅由来の立体感。青梅由来のフレッシュさに加え、完熟梅由来の果実感を重ねることで、軽やかさと奥行きの両立を目指した。ベルジャン酵母で発酵をしっかり進め、キレのある後味につなげた点も特徴だ。

忽布古丹醸造は、北海道・上富良野を拠点に「地のホップで醸す」ことを掲げるブルワリー。上富良野が道内で商用ホップ栽培を行う地域であることを背景に、産地と醸造を近い距離で結びつけたビールづくりを続けている。今回の「梅見がち」も、地元ホップと国産素材を掛け合わせる同社らしいアプローチといえる。

あわせて投稿では、5月開催の「けやきひろば春のビール祭り」(5月13日〜17日、さいたま新都心けやきひろば)への出店情報にも触れており、新作に出会える機会として注目されそうだ。