忽布古丹醸造、4月の新作『Full Throttle』『Ignition』を公開
北海道・上富良野町の忽布古丹醸造が、4月30日のInstagram投稿で新作2種を案内した。American IPA『Full Throttle』とSession IPL『Ignition』はいずれもホップを主役に据え、飲む時間帯の違いまで設計した限定作だ。
北海道・上富良野町に拠点を置く忽布古丹醸造は、定番の`HOP KOTAN ORIGINALS`と、自由度の高い限定シリーズ`HOP KOTAN FREEDOMS`を展開するブルワリーだ。4月のFREEDOMSラインアップでは、American IPAの`Full Throttle`とSession IPLの`Ignition`が新たに加わった。
`Ignition`は、淡いゴールドカラーの軽快なSession IPL。ピルスナーモルト100%のシンプルな設計で、軽やかなボディ、高い発酵度、ドライな飲み口を目指している。ホップにはSimcoeとMotuekaを使用し、工程ごとに通常のT-90ペレットと濃縮ホップを使い分けることで、青さを抑えつつ香りをしっかり溶け込ませた。グレープフルーツや松、ライムを思わせる香りが重なり、ABV 4.5%、IBU 40にまとめられている。
一方の`Full Throttle`は、`Ignition`に続くかたちで登場したAmerican IPA。Nelson SauvinをベースにZaapaをブレンドし、ダブルドライホッピングでアロマを引き出した。白ブドウのような香りに、ハーバルやトロピカルなニュアンスが重なり、IBU 60らしい鮮烈な苦みも特徴だ。ABVは6.0%。昼に軽快に飲む`Ignition`、夜にじっくり向き合う`Full Throttle`という対比からも、ホップの表情を時間帯で切り分ける設計が見えてくる。
上富良野というホップの産地に根ざしながら、味わいの輪郭をきちんと描き分けるあたりに、忽布古丹醸造らしさがある。限定シリーズの新作として、ホップの香りと苦みをどう楽しませるかに焦点を当てた2本といえる。
参考: Full Throttle / Ignition / FREEDOMS一覧
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