ホーム / エリア / 中部 / 長野 / 山ノ内町 / 志賀高原ビール 志賀高原ビールってどんなブルワリー? ホップ兄 志賀高原ビールの話、させてくれよ。ここの佐藤栄吾さん、元ゴールドマン・サックスで12年働いて、ニューヨーク駐在もして、その後ユニクロのファーストリテイリングでマーケティング責任者兼執行役員までやった人なんだよ。
麦ちゃん えっ!ゴールドマン・サックスからビール造り!? なにそのキャリアチェンジ!
ホップ兄 37歳で家業の玉村本店に戻ったんだ。1805年創業の老舗酒蔵の八代目でさ。スキー客が減って日本酒の売上が落ちてた時期に、2004年にビール醸造を始めた。最初にIPA出したんだけど、当時の日本でIPAなんて誰も知らない時代だよ。
麦ちゃん ホップ兄 まさにパイオニアだよね。で、すごいのが標高685mの醸造所の周辺で自分たちでホップを育ててるんだ。約40エーカーの畑で5品種。中でも「信州早生」っていう日本オリジナルのホップ品種を復活させてて、チェコのザーツと北米のホワイトヴァインの交配種で、レモンみたいな柑橘の香りと穏やかな苦味が特徴なんだ。
麦ちゃん へぇ〜! 自分で育てたホップでビール造るって、もう農家じゃん!
ホップ兄 しかもこのエリア、昔は日本最大のホップ産地だったんだよ。それを佐藤さんが復活させた。Harvest Brewっていう収穫したその日に仕込むフレッシュホップビールは、世界最短レベルの「畑→釜」のスピード感だよ。
麦ちゃん 朝摘みホップのビール…贅沢すぎる! 代表的な銘柄は何がおすすめ?
ホップ兄 フラッグシップは「志賀高原IPA」。しっかりしたモルトボディにホップがガツンと来る。あとは自家栽培の美山錦(酒米)と信州早生ホップで造る「Miyama Blonde」。これはもうこの土地でしか造れないテロワールビールだよね。
麦ちゃん 酒米でビール!? 酒蔵ならではだね! 最近の「山伏」シリーズってのも気になるんだけど…
ホップ兄 山伏は約200樽のオーク樽で野生酵母と乳酸菌を使って熟成させるプレミアムラインでさ、「ベルギーにはトラピスト修道士がいる、日本には山伏がいる」っていうコンセプト。箕面ビールとの初コラボ「木樽熟成 山伏 taro grand cru」は白鳳桃を使ったセゾンをワイン樽17ヶ月とウイスキー樽15ヶ月でブレンド熟成してて、イチローズモルトの樽も使ってる。
麦ちゃん イチローズモルトの樽! ウイスキー好きにも刺さるやつだ…。あと「SNOW MONKEY BEER LIVE」っていう音楽フェスも自分たちでやってるんでしょ? ビールと音楽の融合って、佐藤さんが昔バンドやってたからなんだね。ゴールドマン・サックス出身で、バンドマンで、農家で、ブルワーって…何者なの!
代表銘柄: 志賀高原IPA Miyama Blonde 木樽熟成 山伏 taro grand cru SNOW MONKEY IPA Harvest Brew