和歌山県有田郡有田川町のNomcraft Brewingが、新作「Pocket Hero / ポケットヒーロー」を公開した。スタイルはJuicy Micro IPAで、アルコール度数は2.5%。低アルコールながら、ホップ由来のマンゴー、柑橘、トロピカルフルーツの香りをしっかり感じられる設計になっている。

このビールでは、マンゴーピューレとパッションフルーツ果汁を加え、さらにオーツ由来のなめらかな口当たりを組み合わせている。ホップは simcoe、mosaic、talus、audaica、riwaka を使用。麦芽は IPA malt、golden naked oats、malted oats、flaked oats で、酵母には Low ride を採用している。IBUは30、炭酸ガスは2.6 volumes、苦味はLowと案内されている。

ブリュワーのAdamによるコメントでは、Nomcraft初の“ナノビール”への挑戦として位置づけられている。高温マッシングと特殊な酵母を組み合わせることで、2.5%とは思えないボディ感を目指し、軽快さと満足感の両立を狙ったという。

テイスティングノートはマンゴー、ストーンフルーツ、パッションフルーツ。フードペアリングとしてはフィッシュタコス、ハワイアンピザ、バナナブレッドが挙げられている。低アルコールでもIPAらしい飲みごたえを求める人に向けた提案といえる。

Nomcraft Brewingは、有田川町の旧保育所をリノベーションして拠点を構え、「クラフトビールでまちづくり」に取り組むブルワリーでもある。地域に根ざした環境の中で、ホップの個性と果実のニュアンスを重ねた今回のリリースは、同ブルワリーの方向性をよく示す一本だ。