静岡県伊豆の国市の反射炉ビヤが、伊豆箱根鉄道駿豆線と共同で限定ビール「IZUPPAKO BEER」を仕込みました。三島市から伊豆市までを結び、富士山を望む車窓でも知られる同線は、沿線で「いずっぱこ」の愛称で親しまれています。

今回のビールは、電車内でビアガーデンを楽しむ共同企画「2026反射炉ビヤガー電車」を記念したオリジナルビールです。2026年版は、華やかでドリンカブルなセゾンをベースに、伊豆産の甘夏を発酵終期に贅沢に使用。甘夏の瑞々しい柑橘香と甘酸っぱい果実味に、セゾン酵母由来のフルーティーでほのかにスパイシーなニュアンスを重ねています。

外観は明るく淡いイエロー。香りはオレンジやグレープフルーツを思わせる爽やかな柑橘系で、口に含むと甘夏のジューシーな果実感が広がります。中盤からは爽やかな酸味と柑橘由来の穏やかな苦みが現れ、軽快な飲み口とすっきりした後味へと続きます。

ビアスタイルはセゾンで、ホップにはCitraとSimcoeを使用。アルコール度数は6.0%、IBUは10です。350ml缶と10Lケグで展開されます。ブルワリーでは、甘夏の酸味が料理をさっぱり引き立てる組み合わせとして、エビカツサンドとのペアリングも提案しています。

反射炉ビヤは、世界文化遺産・韮山反射炉の隣に位置する蔵屋鳴沢が1997年に創設したクラフトビールメーカーです。定番ビールに加えて多彩な限定ビールを醸造しており、地域の素材や歴史、交通文化を取り入れた商品開発にも取り組んでいます。伊豆の風景を思い浮かべながら味わいたい一杯です。