3銘柄すべてが入賞

つくばブルワリーが「The International Beer Cup 2026」に出品したのは、「月水石Hazy IPA」「常陸の不死鳥ライスセゾン」「つくば梅の木スモーク」の3銘柄。結果は、月水石Hazy IPAが金賞、常陸の不死鳥ライスセゾンが銀賞、つくば梅の木スモークが銅賞となり、出品した3銘柄すべてが評価されました。

同大会には、2026年大会で1,459銘柄、374事業者が出品。25の国・地域から100名の審査員が参加し、21の国・地域からビールが集まりました。幅広いスタイルのビールが競う国際的な舞台で、異なる個性を持つ3銘柄がそろって受賞したことは、つくばブルワリーの醸造の幅を示す結果といえそうです。

IPA、セゾン、スモークビールで異なる表情

金賞を受賞した月水石Hazy IPAは、Juicy or Hazy India Pale Ale部門に出品。ホップ由来の豊かな香りと、にごりを生かした柔らかな口当たりが持ち味のスタイルです。つくばブルワリーのラインナップでも、近年人気の高いヘイジーIPAとして存在感を放つ一杯です。

銀賞の常陸の不死鳥ライスセゾンは、Classic Saison部門で評価されました。筑波山麓で育てられた常陸小田米を使ったビールで、米由来の穏やかな甘みと、セゾンらしい軽快さを楽しめます。地元の素材を取り入れた味わいが、伝統的なスタイルの中で表現されています。

銅賞のつくば梅の木スモークは、Smoke Beer部門に出品。名前の通り、梅の木を用いたスモークの個性が軸となる銘柄で、香ばしさや燻香を楽しむタイプのビールです。IPAやセゾンとは異なる方向性のビールが評価された点も、今回の受賞の特徴です。

筑波山麓の水と地域性を生かす

つくばブルワリーは、茨城県つくば市を拠点に、筑波山麓の自然水や地域の素材を生かしたビール造りに取り組んでいます。2024年には筑波山麓に新たな醸造所をオープン。地元の風土や歴史、伝説をテーマにした商品名とともに、つくばならではの味わいを届けています。

醸造所では缶ビールの販売や試飲も行われており、受賞銘柄を含むラインナップは公式サイトから確認できます。今回の金・銀・銅という結果は、つくばの素材と多彩なスタイルを組み合わせてきた同ブルワリーの歩みを、国際舞台で示すニュースとなりました。