季節の一本として再登場

大阪府富田林市の万里春醸造が、「知覧茶ゴールデンエール」をリリースした。投稿では「今年もこの季節がやってきました」と案内されており、同ブルワリーにとって季節の定番として位置づけられていることがうかがえる。

鹿児島の知覧茶をたっぷり使用

このビールは、醸造長の兄夫婦の移住先である鹿児島から届いた知覧茶をたっぷり使ったゴールデンエール。仕様はABV 5%、IBU 17、SRM 4。投稿では、一番茶ならではの芳醇な香りと旨味を感じる、爽やかな仕上がりとして紹介されている。緑茶のニュアンスを前面に出しながら、ゴールデンエールらしい軽快さを持たせた設計だ。

受賞歴のある銘柄

この銘柄は、インターナショナルビアカップ2024で〈緑茶ビール / Japanese green tea beer〉部門の金賞、〈Japan origin〉部門のカテゴリーチャンピオンを受賞している。茶を使ったビールとしての完成度はすでに評価されており、今回のリリースはその実績を持つ一本の再登場でもある。

販売は缶と卸売から

ビアホールでの開栓はもう少し先になる一方で、店頭での缶販売と、缶・樽の卸販売はすでにスタートする。自宅で楽しむ需要と、飲食店向けの流通を同時に動かす形で、季節商品としての広がりを持たせている。

万里春醸造について

万里春醸造は、富田林の古い町並みが残る寺内町で、元酒蔵を醸造所とビアホールへ転換して2023年に始動したブルワリー。歴史ある蔵の空気を残しながら、地域に根ざしたクラフトビールづくりを続けている。今回の知覧茶ゴールデンエールも、その土地性と季節感をつなぐ一本として注目したい。