千葉市中央区南町に拠点を置く潮風ブルーラボブルワリーが、コーヒースタウト「珈々津々」をリリースした。Instagram投稿によると、このビールは先日開催された潮フェスで先行販売されていたもので、今回はあらためて店頭での提供が始まった。

レシピの核になっているのは、ブルワリー斜め向かいの自家焙煎珈琲豆店「yaco coffee」の「月光ブレンド」。スタイルは Coffee Stout、ABV 7.5%、IBU 32。深煎りでありながら苦味と薫香を抑えたコーヒーの個性に合わせ、前作と同様に糖度を極力落としたスタウトとしてまとめている。黒い豆と黒い麦を重ね、コーヒーとビールの輪郭がきれいに交差する設計だ。

あわせて、この日はリリースパーティーも開催された。ペアリングフードには、昔ながらの喫茶店を思わせる固めに焼き上げたプリンが用意され、ホイップクリームとさくらんぼ、さらにバニラアイスを添えて提供されたという。ビール単体の新作発表にとどまらず、味わいの着地点まで含めて組み立てたイベントだったことがうかがえる。

潮風ブルーラボブルワリーは、蘇我という街でビールと食の楽しみを積み重ねてきた存在だ。今回の一本は、地元のコーヒーショップとの距離の近さをそのまま味わいに落とし込んだ、地域性の見えるコラボレーションとして印象に残る。