本郷菊坂町かもすってどんなブルワリー?
ホップ兄本郷三丁目駅から歩いて2分、東大の赤門のすぐ近くに「本郷菊坂町かもす」っていうブルワリーがあるんだけど、ここのオーナーのサムさんがおもしろい人でさ。元は化学メーカーの営業マンで、ドイツに5年住んでたんだよ
麦ちゃん化学メーカーからビール!?ドイツ帰りってことは、本場で目覚めた系?
ホップ兄まさに。ドイツだと近所の醸造所にフラッと空き瓶持っていって、ビール詰めて帰るのが日常じゃん。サムさんはそれを東京でやりたかったんだって。50歳手前で脱サラして、金沢のBREW CLASSICで2ヶ月修業して、2023年6月に地元の文京区で開業した
麦ちゃん
ホップ兄サムさんの名言があってさ、「近所の豆腐屋みたいな存在になりたい」って。数ブロックごとにあって、出来たてを買って帰る。ビールもそうあるべきだって。ドイツにも「ビールは醸造所の煙突の影の中で飲むのが一番うまい」って言葉があるらしくて、それを体現してる
麦ちゃん豆腐屋!いい例えだね。ビールはどんなの造ってるの?
ホップ兄定番5種あって、全部この土地の歴史にちなんだ名前なのがニクい。「かねやすからは麦」ってペールエールがあるんだけど、これ江戸時代の有名な川柳「本郷もかねやすまでは江戸の内」のもじりなんだよ。菊坂の名を冠した「菊坂Fry Day」はIPA、黒ビールの「文豪パラダイス」は樋口一葉や夏目漱石が暮らした文学の街へのオマージュ
麦ちゃん
ホップ兄菊坂に1890年から住んでた。針仕事や洗い張りで家族を養いながら執筆してて、使ってた井戸がまだ路地裏に残ってるよ。「文豪パラダイス」はそういう土地の記憶を背負ったスタウトなんだ。あと「本GO Pub Rock」っていうビターエールは本郷をもじった名前でね
麦ちゃん全部ダジャレになってるの、楽しい!醸造のこだわりはどこにあるの?
ホップ兄サムさんは「発酵の過程で酵母にいかに働いてもらうかがポイント」って言ってて、酵母管理と衛生面に特にこだわってる。ロゴも酵母の細胞分裂の電子顕微鏡写真がベースなんだって。修業先のBREW CLASSICは2023年のワールドビアカップ金賞を獲ってるから、技術の系譜もしっかりしてる
麦ちゃん東大の前で文学ビールを飲むって、なんかすごく贅沢な時間だね。ラクーアとかにも出店してるなら、イベントで見かけたら絶対買う!
代表銘柄: かねやすからは麦菊坂Fry Day文豪パラダイス本GO Pub Rockサ・ク・ラ・サ・ク+