川口のぬとりブルーイング、ここは本当に唯一無二だよ。築50年のアパートをリノベして、4坪の醸造所と食堂と私設図書館とフォトスタジオが同居してるっていう。
えっ、ビール醸造所に図書館と写真スタジオ!? なにそれ!
醸造家の山田泰一さんが2013年にビールに魅せられて、そこから相澤塾で醸造を学んで、ライオットビールや松戸ビール、HIGHBURYで修行を積んだんだよ。2020年に前身の『麦酒処ぬとり』を開いて、2021年から自家醸造を始めた。
『ぬとり』って変わった名前だけど、どういう意味なの?
nutrition(ニュートリション)=栄養から来てるんだよ。理念は『心養醸繋(しんようじょうけい)』で、心と体を養い、人と人をつなぐっていう意味。ビールだけじゃなくて、場所全体で人の栄養になりたいって想いが詰まってる。
へぇ〜、だから図書館もあるんだ…!
ビールもおもしろくてさ、『超ぬとぺ』っていうクラシックIPAとか、遠野産ホップを使った『遠野とぬとり』っていうラガー、アジロン葡萄を使ったABV8%のポーター『ぬとロン』とか。レッドXモルトを好んで使うのも特徴的。
葡萄入りのポーター!? 名前もかわいい!
山田さんは『料理と合わせることを意識してビールを造る』って言っててさ、副代表の小葉さんが作る『こばんざい』——福島のネギマリネとか秩父のしゃくし菜漬け、ジビエ料理なんかと一緒に飲むのが最高なんだよ。
ビール食堂ってそういうことか! 食事ありきのビールって素敵。
さらにランニングクラブもやっていて、他のブルワリーと合同ランしてからビールで乾杯なんてイベントもある。月イチの講談会とか、会員制の『ぬとり友の会』もあって、もはやビール醸造所の枠を超えてるよね。
走って、食べて、飲んで、本も読めるって…住みたいレベル! 川口駅から歩けるんだよね? 絶対行く!