神奈川県川崎市麻生区のペコラビールは7月12日、新作ビール『Bergamo』の提供を始めた。ペコラビールは、ビール審査員資格を持つ代表が醸造を手がける小さなクラフトブルワリーで、鮮度や飲み口のバランスを重視したものづくりで知られる。

『Bergamo』は、ドイツ産ホップをドライホップしたイタリアンピルスナー。アロマとドライホップにはSaphirを使用し、ピルスナーらしいクリスプさに、上品なホップ香を重ねた仕上がりとして紹介されている。スペックはABV 5.0%、IBU 25。強く主張しすぎず、日常的にグラスを進めやすい一杯を狙った設計といえる。

名前の由来にもペコラビールらしさがある。イタリア北部ロンバルディア州ベルガモ周辺で育まれてきた羊「Bergamasca(ベルガマスカ)」から命名されており、羊をモチーフにしたブルワリー名とも自然につながる。ビール名の背景まで含めて楽しめる点は、同ブルワリーの特徴のひとつだ。

また、同作は「ジャパン・グレートビア・アワーズ2026」のケグ・ドラフト部門「その他のホッピーラガー」で銅賞を受賞している。ピルスナーの骨格を保ちながら、ホップの香りをどこまで丁寧に表現するか。その方向性が、今回の受賞にもつながったとみられる。

ペコラビールは神奈川県川崎市に拠点を置くブルワリーで、地域に根ざした小規模醸造を続けている。今回の『Bergamo』は、同ブルワリーが得意とする「飲みやすさ」と「香りの表現」を、イタリアンピルスナーという形で示した新作といえそうだ。