神奈川県厚木市のサンクトガーレンブルワリーが、4月1日限定の企画商品「インコ味のビール」を発売する。名前の通りインコをテーマにしたビールだが、実際には人間向けに醸造された商品で、雑穀ときな粉の組み合わせで、甘く香ばしい印象を狙った1本だ。

今回のビールは、あわ、きび、ひえ、たかきび、オーツ麦に加え、きな粉を使用し、原料全体の32%を副原料が占める。サンクトガーレンによると、きな粉や焼いたパン、おせんべいにたとえられるような“インコ臭”の再現を目指したという。スタイルはフリースタイルライトエールで、アルコール度数は5.5%。副原料の比率が高いため、分類上は発泡酒となる。

販売は、直営オンラインショップでの24時間限定受付が中心で、瓶商品は3本セットのみ。さらに、本厚木駅北口すぐの直営タップルームでは、4月1日から樽生で楽しめる。タップルームは神奈川県央エリア最多の20タップを備え、自社醸造のクラフトビールを提供しており、今回の限定品も店頭で味わえる形だ。

サンクトガーレンは、地ビール解禁以前からアメリカで小規模醸造を行ってきた“元祖地ビール屋”として知られるブルワリー。チョコレートビールや麦のワイン、フルーツビールなど、季節や企画性のある商品を積極的に展開してきた。2010年からはエイプリルフールに合わせて、アイデア先行に見えるビールを実際に製品化する取り組みも続けており、今回の「インコ味のビール」もその流れにある。

見た目のインパクトだけでなく、雑穀を活かした造りや香ばしさの設計まで含めて、サンクトガーレンらしい企画商品に仕上がっている。限定数量での販売となるため、気になる人は発売日のチェックが必要だ。