東京・豊島区目白を拠点とするインクホーンブルーイングが、Instagramで新作「Yellow Warbler 2026」を紹介した。スタイルはHazy Double IPA、アルコール度数は7.5%。

このビールは、ホップ由来のグレープフルーツジュースのような香り、フレーバー、苦味を軸に組み立てられている。口当たりは瑞々しく、搾りたてのグレープフルーツを思わせる印象が先に立つ一方、温度が上がるにつれてパイナップルやダンクなニュアンスも少しずつ顔を出すという。

飲み口はサラッとしていて、Hazy Double IPAとしてはドライ寄りに感じられるかもしれない。ただし、後口にはシルキーな柔らかさが残り、ほのかな甘さがグレープフルーツ感を強める構成になっている。重さを前面に出すのではなく、柑橘の輪郭と飲みやすさのバランスを取った設計が読み取れる。

レシピには Extra Pils、Oats、Wheat を使い、ホップは Citra、Nelson Sauvin、Mosaic、Citra LUPOMAX、Citra Incognito を採用。複数のホップを重ねながらも、果実感と苦味の方向性を明確に絞り込んだ仕上がりだ。

インクホーンブルーイングは、東京の住宅地に近い目白で醸造を続けるブルワリー。タップルームとECサイトを持ち、ホップの個性を前面に出したIPAやHazy系を継続的に展開している。今回の「Yellow Warbler 2026」も、その路線をよく示す一本といえる。