神奈川県川崎市麻生区の小さなクラフトビール醸造所、ペコラビールが新作「#063 Ouessant(ウェサン)」を発表しました。スタイルはMicro IPA、アルコール度数は3.0%、IBUは30です。

本作では、Mosaic、Cryo Loral、Cryo Amarilloの3種類のホップを組み合わせています。香りの中心となるのは明るい柑橘系のニュアンスで、そこにフローラルな印象と、ほのかなトロピカル感が重なります。3.0%の軽やかなボディには穀物由来のやさしい風味があり、ほどよい苦味とともに、渋みを抑えた滑らかな飲み口に仕上げられています。

後口は爽やかでみずみずしく、ホップの香りを楽しみながらも重さを感じにくい設計です。しっかりしたIPAの香りは欲しいけれど、アルコール感の強いビールは避けたいという人にも選びやすいタイプといえそうです。

「Ouessant」は、フランスのウェサン島原産で世界最小とされる羊にちなんで名付けられました。ペコラビールでは、これまでにも「Merino」「Black Sheep」「Pecora」など、羊を想起させる名前のビールを展開しており、今回もブランドのモチーフとビールの個性を結びつけています。

さらに本作は、ブルワーKoheiが手がけた記念すべき初レシピ。ペコラビールにとって初となる低アルコールIPAとして、軽快さと香りの豊かさを両立させています。提供場所は、醸造所併設の直営店「ペコラ ビアキッチン」。同店では最大9種類の自家製ビールを楽しめるため、ほかのラインナップと飲み比べながら味わうのもよさそうです。

渋みを抑えたクリーンで大胆なアメリカンスタイルを中心に醸造するペコラビールらしい、新たな方向性の一杯。軽やかな飲み心地と華やかなホップ香を、じっくり確かめたい新作です。