NEW WORLD ORDER


大阪市西成区を拠点に、物語性のあるビールづくりを続けるディレイラブリューワークスが、新作『NEW WORLD ORDER』を紹介した。スタイルはBlood Orange Witbierで、ABV 5.0%、IBU 22。ブラッドオレンジ果汁、ホップ、コリアンダーシード、スイートオレンジピールを使い、香りと味わいの層を丁寧に組み立てている。

仕様


- スタイル: Blood Orange Witbier
- ABV: 5.0%
- IBU: 22
- ホップ: Magnum, Krush Cryo
- 酵母: Lallemand - LALBREW® MUNICH CLASSIC WHEAT BEER YEAST

グラスに注ぐと、まず立ち上がるのはブラッドオレンジとスイートオレンジピール由来の明るい柑橘香だ。口に含むと、みずみずしい果実味に、穏やかな甘みと酸味、軽快な苦味が順に現れ、後半にはスモークモルトの燻香が静かに残る。夏の暑さの中でも手が伸びる、飲み口の軽さと余韻の個性を両立させた設計になっている。

ディレイラブリューワークスは、フランス語で「道を外す者」を意味する名を掲げ、常識にとらわれない発想を軸にビールを作ってきたブルワリーだ。西成という土地に根ざしながら、味わいだけでなくラベルやストーリーまで含めて作品として提示する姿勢は、この『NEW WORLD ORDER』にもはっきり表れている。サイバーパンク調の物語をまといながらも、飲めば骨格は明快で、柑橘とスモークの対比が印象に残る一本だ。