花咲線をビールで表現する新企画


北海道・厚岸町を拠点とするクラフトビールブランド、ユイトリエールは、釧路と根室を結ぶローカル線「花咲線」をテーマにしたプロジェクトを始動する。その第一弾として登場するのが、`AKKESHI EMERALD(厚岸エメラルド)`だ。2026年8月1日から、huîtrière brewery店頭、オンラインストア、取扱い各店で発売される。

このプロジェクトでは、花咲線の四季をビールで表現し、売上の一部を花咲線の支援活動へ寄付する。単発の限定品ではなく、地域応援を継続的に育てていく取り組みとして位置づけられている点も特徴だ。

夏の景色を思わせるサマーホッピーラガー


AKKESHI EMERALDは、シリーズの「夏」を担う一本。スタイルはSummer Hoppy Lager、アルコール度数は5.0%。ホップにはMotueka、El Dorado、Citraを使用し、ライムやメロンを思わせる爽やかな香りと澄んだ飲み口が特徴とされる。商品ページでは、牡蠣塩を使ったレシピであることも示されており、厚岸らしい個性が味わいに重なっている。

味わいのイメージは、草原や海、空が広がる花咲線沿線の夏景色と重なる。透明感のある飲み口に、ホップの明るい香りをのせた設計は、景色をたどるように飲めるビールを目指したものだろう。

厚岸から届けるブランドの文脈


ユイトリエールは、フランス語で「牡蠣が育つ場所」を意味する名を持ち、北海道・厚岸から“育む時間に寄り添う”クラフトビールブランドとして展開している。厚岸は牡蠣の産地として知られ、海と湿原が近い土地柄もブランドの背景を形づくる。

今回の花咲線プロジェクトは、沿線の風景や地域の記憶をビールに落とし込みながら、支援活動にもつなげる構想だ。今後は春・夏・秋・冬に合わせた季節限定商品を年4回展開し、情報発信や地域・企業・行政との連携も進めていくとしている。地域の路線とクラフトビールを結ぶこの企画は、厚岸発のブランドらしい視点で、土地の魅力を伝える一杯になりそうだ。