寄居町産カスケードホップを贅沢に使用

「MIDLANDHOPS」は、アルコール度数5.0%のセッションエールです。ベクターブルーイングが2024年から参加する「ヨリマチエールプロジェクト」で栽培した、埼玉県寄居町産のカスケードホップを原料に採用しています。

ホップは寄居町の小高い丘にある山頂、「中間平」で育てられました。商品名の「MID LAND HOPS」は、この栽培地の名前にちなんだものです。2025年は新たに苗を購入し、栽培棚を前年の約2倍以上に拡大。猛暑による雨不足に見舞われながらも、2年目を迎えたホップの根がしっかりと成長し、収穫量は2024年の4kgから10kgへと増加しました。

収穫は、寄居町の住民やプロジェクトに関心を寄せた参加者の協力を得て、2日間にわたって実施。棚から降ろしたホップを一房ずつ手摘みしました。収穫直後の生ホップを使うことで、一般的なビールに用いられる乾燥・ペレット加工されたホップとは異なる、乾燥前ならではのフレッシュな香りを楽しめるといいます。

栽培から醸造までを地域体験に

ホップの香りや苦味に関わるのが、毬花に含まれる黄色い粉状の成分「ルプリン」です。プロジェクトでは、ルプリンがしっかり育つよう栽培方法を工夫しながら、収穫のタイミングでしか味わえない生ホップの魅力を参加者と共有しています。

「ヨリマチエールプロジェクト」は、ホップ畑づくりから栽培、収穫、ビールの製造までを農体験として届ける取り組みです。「おいしい・楽しい・つながる」という“ヨリマチ文化”を育むことを掲げ、2024年の開始から2年目となる2025年には畑の規模も拡大しました。

ベクターブルーイングは、クラフトビールをより気軽に楽しめることを目指し、日常の食事に寄り添うビールを製造しています。飲食店を起点に醸造を始め、現在は東京・浅草橋を拠点に展開する同ブルワリー。埼玉県大里郡寄居町の土地と人の手が生んだ「MIDLANDHOPS」は、地域とのつながりを一杯で味わえる新作です。