宮崎のクラフトブルワリー、ひでじビール行縢(むかばき)醸造所が、30周年企画の最新情報を発表した。今回公開されたのは「30周年記念コラボビール 仕込みプロジェクト」の第3弾で、投稿内では“最後のコラボ先”としてNOVORU Brewingとの仕込みを明かしている。

コラボビールのスタイルはNZ HAZY IPA。ひでじビールの投稿によると、NOVORU側のニュージーランド産ホップに関する知見やHazy IPAの技術、そしてひでじビール側の自家製酵母培養の技術を持ち寄り、醸造技術を相互に共有しながら仕込んだという。単なる銘柄コラボではなく、ブルワー同士の実務的な交流が中核にある点が今回の特徴だ。

味わいの方向性としては、きれいな濁り、まろやかでフルーティなキャラクター、そして軽やかな飲み口のギャップを楽しめる設計になる見込み。ヘイジー系らしい香りの厚みを持たせつつ、飲み進めやすさも狙ったバランス型の一杯が期待される。

投稿では、ひでじビールとNOVORU Brewingの関係について、社員研修での醸造所訪問や、直営店HAROWでの取り扱いなど、以前から接点があったことにも触れている。30周年という節目で、既存の関係性を“商品として結実させる”流れは、地域クラフトシーンの文脈としても興味深い。

ひでじビールは宮崎を拠点に、1996年から醸造を続けてきたブルワリー。今回の第3弾は、その30年の蓄積を外部コラボで再編集する試みとも言える。発売時期は4月下旬予定数量限定と案内されているため、入手を狙うなら今後の公式発信を早めに追っておきたい。

参照: Instagram投稿(2026年3月25日公開)https://www.instagram.com/p/DWTS6aJFn9c/ 、ひでじビール公式サイト http://hideji-beer.jp/