さくらブルワリーってどんなブルワリー?
ホップ兄さくらブルワリーはね、英国人のスティーブン・バットランドさんが北上市で2015年に立ち上げたブルワリーなんだけど、彼の来日理由がまず面白くてさ。空手なんだよ。
麦ちゃん
ホップ兄12歳で空手を始めて、22歳で修行のために来日したんだよ。で、なんで北上かっていうと、奥さんの祖父が沢藤幸治さんっていう、約100年前に北上展勝地を桜の名所に育て上げた人物なんだよね。その家族の歴史への敬意からブルワリー名を「さくら」にした。
麦ちゃん100年前の桜の物語がビールにつながるなんて…! すごいロマンだね。
ホップ兄しかもね、北里大学が2010年に展勝地の桜から採取した酵母があったんだけど、翌年の東日本大震災で失われたと思われてたんだよ。それが瓦礫の中から奇跡的に見つかって、その「北上展勝地桜酵母」を使って造ったのが看板商品「展勝地さくらエール」なんだ。
麦ちゃん震災を乗り越えた酵母…! それでビールになってるって、もう泣きそうなんだけど。
ホップ兄醸造のこだわりもすごくて、通常の醸造所より麦芽を20%以上多く入れてるんだよ。モルトの深い味わいを大事にしてる。年間30種類以上造ってて、「Mayflower IPA」はホップ2倍使いの本格派、「Twilight Saison」は白ブドウのアロマが効いたセゾン、「Black Magic Stout」は直営店限定のスタウトだよ。
麦ちゃん30種類以上! 直営店限定もあるんだ。お店はどんな感じなの?
ホップ兄直営の「Ale house ROBIN HOOD」はカウンターとテーブル合わせて7〜8人のこぢんまりした空間で、一人でもふらっと入れる雰囲気。月〜木の17時から18時はハッピーアワーで全ビール半額っていう太っ腹ぶりなんだよ。
麦ちゃん
ホップ兄「展勝地さくらエール Celebration」っていう季節限定も出していて、ベルジャンホワイトをベースに桜の花ピューレと桜由来酵母を使った春らしい一杯。あと「Fresh Cascade CRUSH」は岩手県産のフローズンホップを手作業でクラッシュして仕込んだもので、地元素材への本気度が伝わってくるよね。
麦ちゃん空手家のイギリス人が北上の桜でビールを造る…もうこのストーリーだけでお酒が進みそう! 絶対飲みに行く!
代表銘柄: 展勝地さくらエールMayflower IPATwilight SaisonBlack Magic StoutFresh Cascade CRUSH