コエドブルワリー・ザ・レストランってどんなブルワリー?
ホップ兄コエドブルワリーは日本のクラフトビールシーンを語るうえで外せない存在だよね。母体の協同商事は1970年代から有機農産物を扱ってた会社で、川越の農家が連作障害対策で育てた大麦と、規格外で約4割が捨てられてたさつまいもをなんとか活かせないかって始まったのがビール醸造なんだ。1996年のこと。
麦ちゃんえっ、さつまいもがビールになったの?もったいないを解決するところから始まったんだ!
ホップ兄そう、その最初の一本が『紅赤-Beniaka-』。川越特産の紅赤芋を使ったビールで、今も定番として残ってる。そして1997年にはドイツから4代目ブラウマイスターのクリスチャン・ミッターバウアーさんを招いて、COEDOの職人たちが5年間みっちり本場の醸造技術を叩き込まれたんだよ。
麦ちゃん5年間もドイツ人のマイスターの下で修業!本気度がすごい……。
ホップ兄創業者の朝霧重治さんは川越生まれで、2006年に『地ビール』じゃなく『クラフトビール』っていう概念を日本に提案し始めた人。観光土産じゃなくて、品質で勝負するビールとして世界に打って出たんだ。2007年にはモンドセレクション最高金賞を含む全5品受賞、その後もワールドビアカップやヨーロピアンビアスターで受賞を重ねてる。
麦ちゃん世界で認められてるんだ!ラインナップはどんな感じ?
ホップ兄定番は6種。ピルスナーの『瑠璃-Ruri-』、さつまいも使用の『紅赤-Beniaka-』、IPLの『伽羅-Kyara-』、ブラックラガーの『漆黒-Shikkoku-』、ベルジャンウィットの『白-Shiro-』、セッションIPAの『毬花-Marihana-』。それぞれに日本語の色名がついてるのが粋だよね。
麦ちゃん
ホップ兄そうそう、よく知ってるね。さらに国産ホップにも力を入れてて、山梨県北杜市の小林ホップ農園から『HKTS02』っていうマスカット香のある品種を調達して使ってる。DDH HAZY IPAの『Hazy Gate』なんかもあるし、フレッシュホップシリーズも展開してる。
麦ちゃんさつまいもから始まって、今は国産ホップまで。農業とビールがずっと繋がってるんだね。
ホップ兄まさにそれがCOEDOの核なんだよ。東松山の醸造所には実験農場があって大麦を栽培してるし、2023年にはバイオマスプラントまで建設して醸造排水からメタン発酵で発電してる。アメリカ、オーストラリア、フランス、シンガポールとか世界各国に輸出もしてて、川越から世界に出てるブルワリーだね。
代表銘柄: 瑠璃-Ruri-紅赤-Beniaka-伽羅-Kyara-漆黒-Shikkoku-毬花-Marihana-Hazy Gate
コエドブルワリー・ザ・レストランのビールが飲めるお店の記事