丹波路ブルワリーは6月6日、Instagramで「酒粕ヘイジー2026」の開栓を知らせた。丹波の酒蔵「山名酒造」の酒粕を使った季節限定のヘイジーIPAで、投稿では、酒粕の存在感を強く出しすぎず、全体のバランスを整えた一本として紹介している。日本酒の香りや余韻を取り入れながらも、ヘイジーIPAらしい飲みやすさを意識したつくりがうかがえる。

丹波路ブルワリーは、兵庫・丹波篠山市で2017年6月にオープンした小規模ブルワリーだ。1回の仕込量は400Lとコンパクトで、そのぶん多様なスタイルに挑戦しやすいのが特徴。地域の素材や発酵文化との接点を生かしたビールづくりにも積極的で、今回のリリースも、地元の酒蔵とのつながりが見える一本になっている。

酒粕を使うビールは、香りの重なり方や後味のまとまりが飲みどころになることが多い。今回の「酒粕ヘイジー2026」も、日本酒の要素を取り込みながら、クラフトビールとしての飲みやすさを保つ方向で設計されていることが読み取れる。季節限定の一本として、丹波路ブルワリーらしい地域密着の視点がよく出たリリースといえそうだ。