大阪・天王寺区空堀町にあるビアパブ「エデン特急」で、丹波路ブルワリーの樽生が動いている。7月20日の投稿では、この日の営業予定を伝えるとともに、丹波篠山の素材を生かした2本が並んだ。

まず目を引くのが「黒豆ブラック・ラガー」。丹波篠山産の黒豆を使ったスペシャリティ・ビールで、見た目はしっかり黒い一方、飲み口は軽やか。ABV 5.0%、IBU 5と苦味はかなり穏やかで、暑い時季でも重たさを感じにくい設計だ。黒豆由来の穏やかな香りと、ラガーらしいすっきりした後味のバランスが取りやすい。

もう1本は「山椒のエール」。こちらは丹波篠山産の山椒を使ったハーブ&スパイス・ビールで、ABV 5.0%、IBU 16。ゴールデンエールをベースにした、香りの立ち方が印象に残るタイプで、山椒らしい爽やかさと、後口に少し残る刺激が個性になっている。

エデン特急は、住宅街の中にある小さなビアパブ。カウンター中心の距離感で、ローカルブルワリーの個性派ビールをじっくり飲むのに向いた店だ。派手な演出よりも、素材の違いをグラスで確かめる楽しさがある。今回の2本も、その店の空気感に合う、土地の個性がはっきりした組み合わせといえる。