和歌山県有田郡有田川町のNomcraft Brewingが、NOMCLASSICシリーズの最新作「NOMCLASSIC Porter」を6月18日に発表しました。旧保育所をリノベーションした醸造所で、クラフトビールによるまちづくりに取り組む同ブルワリーらしく、今回は伝統的な黒ビールの魅力をまっすぐに伝える一本です。

ベースにはマリスオッターを採用し、チョコレートモルトとローストバーレイを贅沢に使用。香りはチョコレートやコーヒーを思わせる芳醇なロースト香が中心で、Special B由来のレーズンを連想させる甘みが奥行きを加えます。アルコール度数は6%、IBUは40、炭酸ガス量は2.6 volumesと案内されており、しっかりしたコクがありながら、飲み疲れしにくい設計にまとめられています。

Brewer's Noteでは、醸造を担当したMarkが、伝統的なポーターらしいロースト感と飲みやすさの両立を狙ったと説明。チョコレートモルトとローストバーレイで輪郭を作り、Special Bでレーズンのような奥行きを加えることで、黒ビールらしい厚みを持たせています。

フードペアリングとしては、マトン、シェパードパイ、ビーフシチューが挙げられていました。肉料理や煮込みと合わせれば、モルトの甘みとロースト感がよりはっきり感じられそうです。Nomcraft Brewingは有田川町を拠点に、国際色豊かなチームで飲みやすいクラフトビールを追求してきたブルワリー。NOMCLASSIC Porterも、その姿勢がよく表れた新作といえます。