黄金色の見た目に、スタウトの味わい

横須賀を拠点にクラフトビールの新しい楽しみ方を提案するグランドラインブリューイングが、新作コラボビール『MORE GRIND』を発表した。今回の相手は、Gangi Brewing(新潟)ONE MORE BEER(東京)。異なる個性を持つ3社によるトリプルネームの企画として、2026年5月23日にリリースされる。

ビアスタイルはGolden Stout。商品名や見た目から想像しやすい“黒いスタウト”とは異なり、黄金色に輝く鮮やかな外観を持ちながら、味わいにはコーヒーとカカオの香りが広がる。アルコール度数は5.0%で、軽やかさと飲みごたえの両立を狙った設計だ。

名前に込めた意志

『MORE GRIND』という名称には、コーヒー豆を挽く「グラインダー」に重ねて、硬直化した業界の序列や既存の価値観を“粉砕”していくという意味が込められている。ラベルデザインでも、3社のアルファベット要素を組み合わせながら、あえて「A」を外すことで、誰かが決めた一番手ではなく、自分たちの手で新しい基準をつくる姿勢を表現した。

Gangi Brewingは新潟県上越市で2023年8月に醸造を開始したブルワリーで、「飲み疲れしない、飲みごたえ」を掲げる。一方、ONE MORE BEERは独自のメッセージ性を持つブランドとして参加。今回のコラボは、縁をきっかけに始まった突発的なプロジェクトだという。

コーヒーイベントでお披露目

発売の舞台となるのは、2026年5月23日・24日開催の「NIIGATA COFFEE FESTIVAL 2026」。会場は新潟県長岡市のシティホールプラザ アオーレ長岡で、コーヒーを軸にしたイベントらしく、ビールにもコーヒーやチョコレートを思わせる風味が取り入れられている。

グランドラインブリューイングは、横須賀から次世代のクラフトビール体験を提案してきたブルワリー。今回の『MORE GRIND』は、その姿勢をコラボレーションの形で示す1本になりそうだ。販売は全国のビアバー、料飲店、酒販店で順次行われる。