東京都西多摩郡奥多摩町のブルワリー、ビアカフェ バテレが新作「Galanthus」を紹介した。奥多摩の自然に近い場所でクラフトビールを手がける同ブルワリーらしく、今回も香りと苦味の設計がはっきりした一本に仕上げている。

スタイルはCascadian Dark Ale。アルコール度数は7.0%、IBUは54。モルトには Pilsner, Carared, Carafa 3 SP、ホップには Citra, Cascade, Amarillo, Centennial, US Tettnanger を使用している。IPAと同等量のホップを使いながら、フルーティーさを前面に出した設計で、オレンジキャンディー、レーズン、アプリコット、キャラメルを思わせるアロマとフレーバーがうたわれている。

飲み口はドライで軽快。それでも苦味はしっかり残し、最後はオレンジピールのような余韻につながる。黒系モルトの印象に重さを寄せすぎず、ホップの個性で輪郭を出しているのがポイントだ。バテレは奥多摩の拠点から、個性の異なるビアスタイルを継続的に送り出しており、今回の「Galanthus」もその流れをよく示す一杯といえる。