奈良醸造の新作「WATERMELON HEAD」は、スイカを使った瑞々しいウィートエール。仕込みの全体の3分の1に小麦麦芽を採用し、やわらかな口当たりに仕上げている。グラスに注ぐとスイカ特有の香りが立ち、飲み進めると爽やかな果実感が鼻に抜けるという、夏らしさのある設計だ。

初回出荷店は8月29日現在の情報として、樽、缶ともに公表された。樽は北海道から四国まで、飲食店を中心に広く展開され、缶は酒販店や百貨店、飲食店向けに届けられる。販売や開栓の状況は店舗ごとに異なるため、実際の取り扱いは各店で確認したい。奈良醸造オンラインストアでは、9月4日(金)正午から販売を開始する。

奈良醸造は2017年創業、奈良市北之庄西町に拠点を置くブルワリーだ。『奈良』の名を掲げ、地域の個性を映すビールづくりを志向してきた。果実の使い方や小麦麦芽の配合にまで意図を持たせた今回の仕込みも、その姿勢を感じさせる。暑さの残る時季に、香りと口当たりのバランスで楽しめる一杯として注目したい。