3種のベリーをふんだんに使用

ビッグハンドブロス ブルワリーの新作「Charoite」は、ブラックベリー、ストロベリー、ブラックカラント(カシス)を使ったFruited Sour。複数のベリーが生み出す熟した果実の香りと、ジューシーな味わいが特徴だ。

口に含むと、ベリー由来の華やかな風味に続いて、やわらかな酸味が広がる。酸味を前面に押し出しすぎず、果実の甘やかな印象を生かした飲み心地を目指している点が、このビールのポイントといえる。

さらに、隠し味としてアールグレイの茶葉を使用。ベルガモットを思わせる香りがベリーの風味に奥行きを加え、単なるフルーツビールとは異なる複雑さをもたらしている。

アルコール度数は6.0%、IBUは7。苦味を抑えた設計で、ホップの苦味よりも果実の香りや酸味を楽しみたい人に向くスペックだ。ブルワリーは、ビールが苦手な人にも楽しんでもらいたい一杯として紹介している。

鉱石の名を冠する京都のブルワリー

ビッグハンドブロス ブルワリーは、京都市・西陣の地下を拠点に、少量ずつ丁寧にビールを仕込むブルワリー。クラシックなブリティッシュスタイルを軸に、モダンなアメリカンスタイルやラガースタイルも取り入れ、幅広い味わいを展開している。

同ブルワリーのビールには、鉱石や宝石にちなんだ名前が付けられている。「Charoite」もその流れをくむ一本で、果実の色彩を思わせる華やかなキャラクターと、個性的な素材の組み合わせが魅力だ。

ベリーの香りをしっかり感じたい人はやや温度を上げながら、爽やかな酸味を楽しみたい人はよく冷やして味わうのもよいだろう。食後の一杯や、酸味のある料理、フレッシュチーズとのペアリングにも合わせやすそうだ。