神奈川県川崎市のBEERDOCKが、新作「NO Return Ale」の提供を始めた。Instagram投稿では「本日開栓」と案内し、ウイスキーを贅沢に加えた高アルコールのエールとして紹介している。ABVは17%で、提供は1/4パイント。強さのあるビールを、少量ずつじっくり楽しむ設計になっている。

香りの面では、オークやバニラを思わせる芳醇さが打ち出されている。味わいについては、危うさを感じさせるほど滑らかな飲み口が特徴とされ、度数の高さと口当たりの柔らかさを両立した一杯として位置づけられる。高アルコールのビールは、飲みごたえだけでなく、香りの厚みや余韻のまとまりも印象を左右するが、この新作はその要素を前面に押し出している。

BEERDOCKは川崎市でクラフトビールを発信するブルワリーで、今回の「NO Return Ale」も、名前の通り一筋縄ではいかない個性を持つ。少量提供とすることで、飲み手に無理のないペースを促しながら、強いボディと甘やかな香りの輪郭を楽しめる構成だ。ハイABVのエールを好む読者なら、どこまで香りが立ち、どのように余韻が伸びるのか、気になる仕上がりだろう。