茨城県かすみがうら市で2023年に醸造を始めた江口屋醸造所は、7月16日のInstagram投稿で、牛久醸造場の角井さんを招いてビールの仕込みを行ったと伝えた。明治期に建てられた元造り酒屋の蔵を改修し、霞ヶ浦のほとりでクラフトビールを造る同醸造所にとって、他ブルワリーの知見を取り入れる仕込みとなった。

今回の仕込みは、好評を得ているセゾンの2バッチ目。投稿では、仕込みの中でコツや秘訣をたくさん教わったことが記されており、造り手としての学びを次の製品に生かそうとする姿勢がうかがえる。瓶での販売は夏終わりを予定しており、季節の移り変わりに合わせて楽しめる一杯になりそうだ。

江口屋醸造所は、宿泊施設「古民家江口屋」の敷地内で営業する地域密着型のブルワリー。歴史ある建物や土地の文脈を生かしながら、湖畔の風景と結びついたビールづくりを続けている。今回のセゾンも、そうした背景の上に積み重なる一本として注目したい。