伝統的な製法で仕上げた1杯

2026年6月25日、インクホーンブルーイングは『Koflamingo 2026』を案内した。スタイルはBohemian Pilsner、アルコール度数は4.3%。東京・目白に拠点を置く同ブルワリーが手がける、周年シーンに合わせた1本だ。

このビールはWatering Holeの14周年ビールのひとつで、6月26日から29日までの周年期間に楽しめる。インクホーンブルーイングの5周年イベント期間中に目白で先行提供されていたが、提供開始から1週間ほど経って、さらにバランスが整ってきたという。

味わいの方向性は、ホップ由来の清涼感に、レモンの花を思わせるフローラルさ、そしてほのかな柑橘感を重ねたもの。そこにモルトの香ばしさと程よい苦味が加わり、低めの度数ながら軽すぎない飲みごたえを目指している。

仕込みのポイント

- Malt: Floor-malted Bohemian Pilsner
- Hops: Saaz
- Yeast: Wyeast 2124

原料にはチェコ産のモルトとザーツホップを使い、ラガー酵母で発酵。さらに、フロアモルティングのモルトを採用し、ステップマッシュからシングルデコクションまでを取り入れることで、モルトの輪郭をよりはっきりさせている。

こうした手間のかかる工程により、通常のピルスナーモルトだけで仕込んだビールよりも、モルト感がしっかりと立ち、水っぽさを感じにくいボディに仕上がっている。最初の一杯にも、中休みの一杯にも、締めの一杯にも合わせやすい設計だ。

目白のブルワリーとして、インクホーンブルーイングは緻密なレシピとスタイルへの解像度の高さで支持を集めている。『Koflamingo 2026』は、その持ち味が素直に表れた周年向けのボヘミアンピルスナーといえる。