オタマブルーイング、摘果リンゴと酒粕の限定サワーエールをリリース
新潟・上越市三和区のオタマブルーイングが、長野県飯綱町の摘果リンゴと妙高市・君の井酒造の酒粕を使った限定品「Small Green Apple Sakekasu Sour Ale」を発表。瓶と15L樽での販売を始め、4月2日には直江津で関係者向け発表会も開く。
素材発想の限定サワーエール
オタマブルーイング(新潟・上越市三和区)は、限定商品「Small Green Apple Sakekasu Sour Ale」をリリースした。長野県飯綱町の摘果リンゴと、妙高市の君の井酒造の酒粕を組み合わせたサワーエールで、ABV 4.5%、SRM 3.5。瓶ビールと15L樽での販売を開始している。
このビールの起点にあるのは、通常は市場に出回らない摘果リンゴだ。若い実ならではの爽やかな酸味とフレッシュな香りを、ビールの中でどう生かすか。その問いに対して、オタマブルーイングは酒粕の持つやわらかな旨みとコクを重ねる方向を選んだ。結果として、単なる“酸っぱいビール”ではない、奥行きのある一杯を目指している。
仕込みには、妙高市の酒販店「十二屋」とフリー醸造家のM.B Gypsy Brewerも参加した。地域の農産物、酒蔵の副産物、そして外部の醸造家の視点を束ねた構成は、上越に根ざしながらも、発想を閉じない同ブルワリーの姿勢をよく表している。
味わいの特徴は、軽やかで柔らかい酸味、青リンゴを思わせる香り、酒粕由来のやさしいコク。試飲段階では「無限に飲めるリンゴジュース」と評する声もあったという。春に合わせた軽快な飲み口ながら、素材の背景を知ると一段と興味が湧く設計だ。
オタマブルーイングは、上越市で醸造を行うマイクロブルワリーとして、地元の食材や発酵文化を生かしたビールづくりを続けている。今回の限定作も、その方向性をはっきり示す一本と言える。4月2日には、無印良品 直江津の2階キッチンスペースで、メディアや飲食・酒販関係者向けの発表会が予定されている。
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