神奈川・溝の口を拠点にするマイクロブルワリー「みぞのくち醸造所」が、要望の多かった3種詰め合わせセットを数量限定で公開した。セットには、定番のヘイジーIPA「NOKUCHI HAZY」と、4周年を記念して仕込まれた2本の特別醸造ビール「DUSK[19:01]」「DAWN[04:59]」が入る。オンラインストアでは2,350円で案内されており、現在は売り切れ表示となっている。

NOKUCHI HAZYは、みぞのくち醸造所らしい飲みやすさを軸にした1本だ。トロピカルや白葡萄を思わせるアロマに、乳糖由来のやわらかな甘みを重ねたヘイジーIPAで、ABVは5.0%。Belma、Galaxy、IdahoCGX、StrataCGX、Idaho7を使い、香りの厚みとドリンカブルさのバランスを狙っている。

一方のDUSK[19:01]は、定番IPAをよりリッチに仕上げた特別なAmerican IPA。ABV 8.0%、IBU 74.8と数値だけ見ればしっかり苦い設計だが、説明文では旨みと苦味のまとまりが意識されている。ADHA1631、Columbus、Chinook、Centennialという組み合わせも、輪郭のはっきりした飲み口を想像させる。

DAWN[04:59]は、これまで採用していない酵母とホップをあえて選んだSession Hazy IPA。ABVは3.0%と軽めながら、甘みのあるフルーティな仕上がりをうたう。飲む時間やシーンを選びにくい設計で、セットの中では最も気軽に手に取りやすい存在だ。

みぞのくち醸造所は2022年春、東京のブルワリーでの修行を経て立ち上がった醸造所で、溝の口にビールを中心としたコミュニティをつくることを掲げている。今回の3種セットは、その方針をそのまま形にしたような内容だ。定番の安心感、周年限定の力強さ、新しい試みの軽快さを一度に比べられる構成は、同ブルワリーの現在地を知る入口としてもわかりやすい。

参考: 商品ページ, ブルワリー紹介