奈良醸造(奈良県奈良市)は、滋賀のブルワリー・FLORA FERMENTATIONとのコラボレーションビール「MEMORY FIELD」の初回出荷店を公開しました。

同商品は、FLORA FERMENTATIONの醸造所に隣接する畑で収穫されたスペルト小麦と、滋賀県産の採れたての生ローズマリーを使用したケルシュです。スペックはアルコール度数5.0%、IBU13。ホップにはハラタウ・ミッテルフリューとマグナムを用い、オレンジピールも加えています。

奈良醸造によると、ローズマリー由来の青々しさやほのかな甘み、針葉樹を思わせる清涼感が、ケルシュらしいすっきりした味わいと調和。オレンジピールが柑橘のニュアンスを添え、ローズマリーの香りと酵母由来の風味をつなぎます。よく冷やせば爽快なケルシュとして、温度が上がるにつれてハーバルな表情が現れる設計です。

今回のコラボレーションは、奈良醸造の元ブルワーで、現在はFLORA FERMENTATIONを立ち上げた田中さんとのつながりから実現しました。田中さんが奈良醸造時代に手がけた「NEW HORIZON」や「MEMORY GARDEN」に続き、副原料でビールの味わいを広げる発想が受け継がれています。

初回出荷は、東京・金沢・桑名・浜松・京都・大阪・奈良・福岡などの飲食店や酒販店へ。樽と350ml缶で展開され、販売や開栓の状況は店舗ごとに異なります。奈良醸造オンラインストアでは、10月23日正午から販売予定です。

畑の収穫物とブルワリーの記憶を一杯に重ねた「MEMORY FIELD」。同時期にFLORA FERMENTATIONから販売されているコラボレーションビール「Mnemosyne」と飲み比べるのもよさそうです。