アンドビールってどんなブルワリー?
ホップ兄アンドビール勝沼醸造所、最近ほんと面白いことやってるんだよ。もともと2018年に東京・高円寺でbrewpubとして始まったんだけど、2024年末に醸造拠点を全部山梨の勝沼に集約したんだ。
麦ちゃんえっ、東京から山梨に引っ越しちゃったの? なんでまた?
ホップ兄これがさ、オーナーブルワーの安藤祐理子さんと、代表の安藤耕史さん夫婦でやってるんだけど、ポートランドで樽熟成ビールに出会ったのがきっかけなんだよ。勝沼って甲州市だけでワイナリーが45軒もある土地で、ワイン樽が手に入る。それでROUND TRIPっていうバレルエイジド専門ブランドを立ち上げたんだ。
麦ちゃん
ホップ兄そう。たとえば『Wonder Wanderer』っていうセゾンは、くらむぼんワインのマスカットベーリーA樽で16ヶ月も熟成させてる。ワイングラスでゆっくり飲むようなビールなんだよね。
麦ちゃんへぇ〜! ワインの産地だからこそできるビールなんだね。ところで普段のビールはどんな感じなの?
ホップ兄面白いのが、あえて定番ビールを決めてないってとこ。毎週のように新作を出すんだよ。全国の生産者から果物や野菜、海産物まで届いて、それを副原料に使う。最近だと気仙沼の牡蠣を使ったオイスタースタウトとか、メキシコ旅行にインスパイアされた『Nahual』っていうMexican Dark Lagerとか。
麦ちゃん牡蠣のスタウト!? Mexican Dark Lager!? 攻めてるね〜!
ホップ兄耕史さんが「放浪休暇」って制度をつくって、メキシコでタコス修行してきたり、スタッフが農家や猟師のもとで研修したりしてるんだよ。旅から生まれるビールっていうのがコンセプトなんだ。
麦ちゃん放浪休暇!? すごい会社だね。旅がそのままビールになるって最高じゃない?
ホップ兄しかも山梨産の生小麦を使った『ヴァイツェン発酵中』とか、地元素材にもちゃんと向き合ってる。発酵タンク11機稼働で、小規模だけど攻めの姿勢がすごいブルワリーだよ。
麦ちゃんワイン産地で樽熟成ビール、毎週新作、旅するビール…全部気になる! 勝沼のタップルーム、行ってみたい!
代表銘柄: Wonder WandererNahual気仙沼オイスタースタウトヴァイツェン発酵中Tropical Night IPA