徳万尻日乃本麦酒は、鳥取県琴浦町にある小規模醸造所です。1回の仕込みは約300L。土地の素材を使い、その時期にしかできない仕込みを重ねながら、日常に馴染む一杯をつくっています。2022年に、地元で居酒屋を営んできた嶋﨑早苗さんの思いから生まれ、かつての飲料工場を改装した場所でビールづくりが始まりました。

今回の投稿では、渋谷キャストガーデンで開かれた地元フェスへの出店を案内。会場は夜に台風15号の接近が見込まれる状況でしたが、雨が気温を下げたこともあり、ブースは活気を保っていたようです。提供していたのは、定番のミルクエール「白」、ゆこうを使ったサワーエール「雫」、そしていちじく葉のビールの3種でした。

「白」は、地元の乳業から生まれる脱脂粉乳を使った代表銘柄で、ジャパン・グレートビア・アワーズ2026で銅賞を受賞しています。琴浦の素材をどう一杯に落とし込むかという姿勢は、このブルワリーの軸でもあります。イベント出店でも、土地に根ざした素材感と、つくり手の視点がそのまま伝わるラインナップでした。