クラフトバンクは、スペインバル「にしむらーの」の西村シェフと組んだコラボビール『EL CLASICO』を発売した。価格は700円で、スタイルは Sangria de sevada(麦のサングリア)。ロゼ色の見た目に、葡萄の果実味とスパイスのニュアンスを重ねた一本だ。

商品説明によると、発想の起点はスペインの伝統的なサングリア。スペインで料理を学んだ西村シェフが、現地で親しんだスパイスの効いたサングリアをビールとして表現した。EL CLASICOとしては今回が2度目の醸造で、前回のブロンドエール主体の設計から、今回はセゾン酵母を採用。酵母由来のスパイシーさに、葡萄、八角、シナモン、クローブを重ね、より複雑な味わいに仕上げている。

アルコール度数は7.0%。ぶどう果汁のやわらかな果実味に、オレンジピールのほのかな苦味が加わり、ドライで軽やかな口当たりを目指した設計という。ホップはNelson SauvinとHallertau Blanc、モルトはPilsnerとSpelt maltを使用している。スペイン料理との相性はもちろん、幅広い食事と合わせやすい構成だ。

クラフトバンクは、京都・福知山市の旧銀行跡地で2020年に始まったブルワリー。地域に根ざした場所で醸すビールと、近隣の飲食店とのつながりを背景に、今回のコラボも生まれた。食の記憶をビールに置き換えるという点で、土地感のある企画として注目したい。