ヨロッコビール、Beau Paysageと造る樽熟成セゾン2種を紹介
鎌倉のヨロッコビールが、山梨・北杜のワイナリーBeau Paysageと共同で手がけたバレルセゾンを紹介しました。木樽熟成したセゾンにブドウの搾りかすを重ねた、ワインとビールの境界を楽しめるシリーズです。
木樽熟成セゾンにブドウのニュアンス
ヨロッコビール 岩瀬ブルワリーは、Beau Paysageとのコラボレーションによる「Y/B/A/P」シリーズのバレルセゾンを紹介しました。今回公開情報から確認できるのは、2023年ヴィンテージのゲヴュルツトラミネールとネッビオーロの2種類です。
このシリーズでは、まずセゾンを木樽で熟成させ、その後、Beau Paysageから譲り受けたブドウの搾りかすを浸漬。ワインを直接加えるのではなく、ブドウ由来の香りや渋みをビールに重ねる設計です。セゾンのドライな飲み口に、樽や野生酵母由来の複雑さ、さらに品種ごとの果実感が加わります。
品種で異なる2つの表情
「Y/B/A/P #014 Barrel Saison / Gewürztraminer」は、ゲヴュルツトラミネールらしいスパイシーさと清涼感が特徴とされています。一方の「Y/B/A/P #015 Barrel Saison / Nebbiolo」は、よりソフトで深みのある味わい。ネッビオーロ由来のバラやチェリー、プラムを思わせる香りにも注目したい一本です。
同じバレルセゾンを土台にしながら、ブドウ品種の違いで印象が変わるため、2種類を並べて味わうとシリーズの面白さがより見えそうです。樽の落ち着きと酸味、果実の香りがどのように重なるのか、時間をかけてグラスの変化を追いたくなります。
ヨロッコビールは神奈川県鎌倉市を拠点に、セゾンやラガー、地域の素材を生かしたビールなど幅広いスタイルを手がけてきました。Beau Paysageとの取り組みは、ビールとワイン、それぞれの醸造文化をつなぐ同ブルワリーらしい試みです。販売状況や提供場所は、公式案内で確認するのがよいでしょう。
情報は不正確な場合があります。正確な情報はブルワリーの公式情報をご参照ください。