長野県軽井沢町のカルテットブルーイングが、定番ビール「アンダンテESB」を再び案内した。公式の商品ページではイングリッシュペールエールとして紹介されており、ABV 5%、IBU 35。黒茶にオレンジジャムを思わせるフレーバーに、モルト由来のトースト感とビスケット感を重ねた、落ち着いた飲み口の1本として設計されている。

カルテットブルーイングは、2020年8月設立のブルワリー。軽井沢本通りのタップルームを拠点に、オリジナルビールを展開してきた。定番ラインには、ウィート、IPA、ブラウンエール、スタウト、ピルスナー、エルダーフラワーを使ったブロンドエールなどが並び、モルトの厚みを生かすビールから香りの個性を前面に出すものまで幅広い。

その中でアンダンテESBは、モルトの輪郭がしっかり感じられる銘柄として位置づけられている。軽井沢のように散策や食事の時間が長い土地では、香りや苦味で一気に印象を押すよりも、食中でも単独でもゆっくり飲めるバランスが生きる。商品ページの説明にある「リラックスした午後のひとときに味わいたい」という表現も、このビールの性格をよく表している。

季節が進むなかで、こうしたモルト寄りのビールが改めて戻ってくるのはうれしいニュースだ。軽井沢を訪れる機会があれば、カルテットブルーイングのタップルームで、定番として磨かれてきたアンダンテESBの現在地を確かめてみたい。