北海道北見市のオホーツクビアファクトリーから、季節の移ろいを感じる一杯「オホーツク まるごと北海道」が登場した。毎年、夏から秋にかけて醸造される数量限定ビールで、北海道の恵みを原料と味わいの両面から表現している。

原料は麦芽もホップも北海道産

「まるごと北海道」は、ビールの原料に北海道産素材を100%使用するのが特徴。オホーツク産の大麦麦芽は、一般的な輸入麦芽と比べて粒が大きく、リッチな旨味をもたらすという。さらに、上富良野産のホップには、爽やかなシトラスを思わせる香りと、ほどよい苦味を与える品種を採用している。

素材の産地が異なることで、オホーツクの大地の旨味と、富良野のホップが生む明るい香りを一杯の中で楽しめる設計だ。

麦芽とホップの個性を楽しむ淡色エール

醸造には上面発酵酵母を使用。ただし、低めの温度でゆっくりと発酵させることで、酵母由来の風味を抑え、麦芽とホップの特徴がよりはっきり感じられる仕上がりを目指している。

淡色ビールらしいクリアな飲み口でありながら、同ブルワリーのピルスナーよりも力強く、奥行きのある味わいが持ち味。軽快さだけでは物足りないビール好きにも、秋の夜長にじっくり向き合いたい一杯といえる。

秋の味覚と合わせたい季節のビール

ペアリングには、脂ののった秋刀魚の塩焼き、香ばしいきのこのソテー、ジビエ料理などがおすすめ。ホップの爽やかな香りと適度な苦味が料理の風味を引き立て、麦芽の旨味が秋の食材に寄り添う。

オホーツクビアファクトリーは、北海道北見市で地域の素材を生かしたビールと料理を提供するブルワリー。季節ごとの限定醸造にも取り組んでおり、「まるごと北海道」はその土地らしさをストレートに味わえる代表的な季節商品だ。

販売は秋季・数量限定。北海道産原料100%という個性を確かめながら、北見の食とともに楽しみたい。