神奈川県横須賀市のグランドラインブリューイング(GLB)は、静岡県伊豆市のSHIMODA BREWING COMPANY、愛知県田原市の渥美半島醸造とともに、3社による連携企画「半島同盟」を立ち上げた。地域資源の活用とクラフトビール文化の振興を目的に、半島地域の魅力をビールでつなぐ取り組みとして動き出した。

「半島同盟」は、三浦半島、伊豆半島、渥美半島という、それぞれ異なる個性を持つ地域を一つの視点で結ぶプロジェクトだ。記事では、単なるコラボレーションビールの枠を超え、各地のファンが互いの地域へ足を運ぶきっかけをつくり、広域の観光や交流につなげていく狙いが示されている。海に囲まれた半島ならではの自然、食文化、歴史を、クラフトビールという共通言語で発信していく構想だ。

第1弾となるのは、GLBが醸造を担当した「Passion Voyage」だ。スタイルはFruited Hazy Double IPAで、アルコール度数は8.0%。CitraとMosaicが生み出すトロピカルなホップアロマに、パッションフルーツの濃密な果実味とキーライムの爽やかな酸味を重ね、小麦麦芽とオーツ麦によるシルキーな口当たりに仕上げている。

- 商品名: Passion Voyage
- スタイル: Fruited Hazy Double IPA
- アルコール度数: 8.0%
- 主な素材: キーライム、パッションフルーツ、Citra、Mosaic

GLBは横須賀の港町に拠点を置くブルワリーとして、地域の空気感や文化を反映したビールづくりを続けてきた。今回の企画でも、三浦半島を起点にしながら、伊豆や渥美の個性を掛け合わせることで、1社だけでは生み出しにくい価値を形にしようとしている。今後は各社がビアスタイルやレシピを協議しながら、地域性を感じさせる特別なビールを順次展開していく予定だ。