コラボの背景

神奈川県横須賀市のGRANDLINE BREWINGは、浅草のイタリアン「nacol」と組んだ限定コラボビール `nacol Beer` をリリースした。nacolは予約数年待ちの店として知られ、生ハムと季節の料理に軸足を置く。提供開始は7月17日で、nacol店舗ではペアリングとして注文できる。

ビールの中身

`nacol Beer` のスタイルは Cold Session IPA、アルコール度数は5.0%。繊細なラガー酵母でドライかつ軽やかに仕上げ、ホップの余韻がふわりと広がる設計だという。原材料は大麦麦芽(オーストラリア製造)、糖類、ホップ、カラギナン/炭酸ガス含有。リリースでは、生ハムの塩気と脂の甘みを引き立てる一杯として説明されている。

ブルワリーの文脈

GRANDLINE BREWINGは2023年10月6日に横須賀で開業したブルワリーで、公式サイトでは「Communication Brewery」を掲げている。リアルとバーチャル、ローカルとグローバルをまたぐ発想や、`Crypto Beer`、`SUPERMERGE` といったテーマを打ち出しており、今回のコラボも「食との接点」を広げる取り組みとして位置づけられる。料理に合わせることを前提にした設計は、同ブルワリーのものづくりの方向性をよく表している。

注目点

ビール単体の飲みごたえだけでなく、皿の塩味や脂をどう受け止めるかまで意識したつくりがこの商品のポイントだ。クラフトビールをペアリングの主役の一つとして捉える、横須賀発のブルワリーらしいコラボレーションといえる。